■寺山修司の原点/青森大学教授・久慈さんが著書
青森大学社会学部の久慈きみ代教授が、多彩なジャンルで活躍した本県生まれの寺山修司の原点を探る著書「孤独な少年ジャーナリスト 寺山修司」を津軽新報社から発行した。「仲間を募って文芸活動にのめり込む。そこで培われた言葉の『編集力』は『前衛芸術家寺山修司』誕生の力となる」と報告し、あまり知られていない黒石高校俳句会「三ツ葉」との交流も紹介している。
「寺山修司の青森時代」の調査研究を進め、津軽新報社から発行した「孤独な少年ジャーナリスト 寺山修司」は「寺山修司の言葉の力がどのように形成されたのか理解する糸口をつかみたいと願って」調査研究の成果をつづったもので、A5判312ページ。
著書は「寺山修司の原点である青森時代を未公開の俳句・短歌・詩・小説・評論の踏破によって明らかにする意欲作」で、定価は3200円(税込み)。県内の主な書店で取り扱っている。
■主な掲載記事
□田舎館村「田園」未来を築く会が弥生体験田で田植え
□長田百合子さんを講師に美郷保育園(黒石市)が育児講演会
□カムデンロックポート中(米メーン州)訪問団が平川市を表敬訪問
□田舎館村大根子で物置小屋を全焼(28日)
□写真特集/東京黒石会が総会
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